トップ>活動報告>若杉山
 
2017年7月23日(日曜)
コース:
若杉楽園駐車場(10:10) ~ 大和の森入口(10:15) ~ 太祖神社(11:00)~ 奥の院(11:10)~ 
若杉山山頂(11:25)~ 若杉ヶ鼻 (11:30)~ 米ノ山(12:05)~ 米ノ山展望台(12:10)~(昼食)~米ノ山展望台(12:50)~ 大和の杉(13:05)~若杉楽園駐車場(13:20)
 
 
出遅れるも予定時間に到着
(1)

若杉山は、福岡県篠栗町と須恵町の境にある篠栗四国霊場のある山で登山者や観光客だけでなく、お遍路姿の人もいた。
「今日は、新メンバーがいるので遅れないように!」と言っておいたのに、一名、寝坊して出遅れた。
だが、北九州から飯塚を抜け、笹栗へと順調な車の流れで、遅れを取り戻していた。
笹栗駅で新メンバーのS氏を乗せた後、若杉楽園駐車場へ向かった。
駐車場は、頂上に着くのではないかと思うくらい山の上にあった。
駐車場近くの金剛頂院(こんごうちょういん)の看板前に、初参加の、みつ様ご夫妻が待っていた。

(1)
   

(2)
「大和の森」入口から杉林の登山道へ入る
(2)

杉に覆われた道は、夏とは思えないほど涼しく、所々で頭に覆いかぶさるような大木が現れた。
ここは「大和の森」と呼ばれる遊歩道だ。
この先は「森林セラピーロード」という爽やかな名前の道へ続く。
   
せんす片手に、先頭を行く初参加のS氏(3)

大和の森を抜けると、「大和の大杉」がある洛陽コースに出る。
この辺り一帯の道には、杉の小間切れが敷き詰められ、弾力があって歩きやすい。
S氏が扇子をあおぎながら、涼し気に先を行く。

(3)
   

(4)
山頂近くにある太祖神社へ到着(4)

洛陽コースから急坂を登り、太祖神社に着く。神社のかたわらには、1号杉、2号杉、という推定300年以上と書かれた大杉があった。
参拝を済ませ、この先にある奥の院へ向かう。
   
岩から出て来た巨大杉を眺めながら進む(5)

太祖神社から奥の院へ行く間の崖道には、奇岩、奇木、があり、驚嘆の声があがる。
途中、行く手をはばむ「はさみ岩」もある。
ここが、この山一番の見所となっている。

(5)
   

(6)
「はさみ岩」に悪戦苦闘(6)

はさみ岩は、狭い岩の間を抜けながら、段差のある岩を降りるので、取り付けてある鎖を持たないと降りれない。
ステッキを手に持っていては降りれない。
「あなた、これ持っててよ!」と奥さんに言われ、無言でステッキを受け取り、奥さんを気遣いながら通り抜ける、みつさんご夫妻。
傍目にも『仲のいいこと』と思いながらシャッターを切る。
   
若杉山、山頂に到着(7)

お土産店のある奥の院で、品物を見た後、店を通り抜けて、裏手の道を登ると山頂へ到着した。
看板がなければここが山頂とはわからない。
山頂は、眺望がなく、この先の見晴らしのいい若杉ヶ鼻へ向かう。
ここまで、ある程度の距離はあったが、疲れた様子を見せる者はいなかった。

(7)
   

(8)
若杉ヶ鼻から、三郡山、宝満山を望む(8)

若杉ヶ鼻からは、篠栗の町並みや遠くの山々が見渡せた。
前方には宝満山へ続く縦走路の山が見える。
下から吹き上げる風が涼しい。
晴れてはいるが薄雲が空を覆って陽は射さない。
ありがたい天候だ!
 
 米ノ山展望台へ到着(9)

小さな丘状の”米ノ山”へ登り、さらに北へ進むと、急に目の前が開け、博多湾や玄界灘までが、一望できる広場へ出た。
ここは夜景のスポットとしても有名らしく、博多の街が美しく輝く様子が想像できた。
ここで、待望の昼食にした。
周りでは既に何組かの登山者が食事を取っている。
例によってお湯を沸かし、味噌汁をつくる。
一応好評ではあったが、この時期、熱い。
「次回は、アイスコーヒーにして!」と言う二人。(自分で持ってこい!)
 
(9)
   

(10)
大和の大杉に圧倒(10)

始めに素通りした”大和の大杉”を通る。
この杉は、16.15mの幹から7本の枝が伸びているそうだ。
まるで”ヤマタノオロチ”だ。
いや、毒牙を持つ大蛇をイメージしては罰が当たる。
この杉には守り神のような神々しさが感じられるのだから、似て非なりだ。
この後登山道を下り、駐車場へ戻った。
 
最後に
今回は、夏場でもあり、比較的近くて短距離のコースを選んだ。
計画通り、疲労も少なく、予定の時間で戻ることができた。
みつさんご夫妻や新人S君も参加し、いつもと一味違う登山となった。
参加したみんなが、この日のことを楽しかった思い出として残していてくれれば幸いである。
これからも、健康に注意して、次回の登山に備えて行きたい。
 
トップ