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4月10日(金曜)
【コース】map
自宅 ~ (30分) 桃山登山口 ~ (30分) 馬の背(大台ケ原)364m
 
 
(1)馬の背を目指す!
左手に戸ノ上山(517.8m)、右側のなだらかな部分が、馬の背(364m)だ。
足腰の衰えを防ぐ為に、週一で登っている。
自宅から往復二時間のコースとなる。
(2)橋の下は、北九州都市高速道路
山の麓にある住宅地についた。
海抜5mの自宅からここまで、ずっと登り道なので、ここに来るだけでもいい運動になる。
(3)春になると山桜が彩をつける
山の中に入っても、そんなに多くの桜があるとは思えないが、遠くから見ると、山全体に桜が散りばめられて見える。
和歌で詠まれた『天の香具山』もこのような光景だったのだろう。
(4)登山口に到着
ここまで、徒歩30分。
左手に砂防提があるが、この山には、五つの砂防提がある。
各地で起きた災害を聞くと、重要な設備だ。
(5)登山開始
山に入ると、道は整備され、足腰を鍛えてくれる急斜面が始まる。
短時間で鍛えられるもってこいのコースだ。
だが、無理をせずにゆっくり登らないと息切れしてしまう。
(6)桜吹雪の道
上からヒラヒラと落ちてくる花びらの道を通ると嬉しくなる。
辺りから鶯の声も聞こえて来る。
春に包まれた喜びで、心なしか、足取りが軽くなる。
(7)水場を通る
先へ進んで行くと、山から湧き出た水が小川を作り、筒からあふれ出していた。
傍には、靴の汚れなどを落とす為の棒たわしも置いてある。
雨天が続けば、ここも勢いのある谷川となって道を阻むのだろう。
(8)コンクリートの道
険しい道が続く中、突然、コンクリートの道が現れる。
『ほっ』と一息入れる事の出来る平坦な道となったが数歩で終わった。
(9)三つ目の砂防提
コンクリートの道を先に進み、左に曲がったその先は、再び険しい道となっている。
そして三つ目の砂防提が見えてくる。
(10)杉林が見える
砂防提を過ぎ、さらに登っていくと短い距離の杉林となる。

(11)四つ目の砂防提
砂防提から来た道を振り返ると、傾斜の激しさが良くわかる。
堰堤の先は、藪になっていて道はない。
目を広げれば、所々に山桜が見える。
(12)五つ目の砂防提前に咲く水仙の花
今年(1月29日撮影)、最初に咲いた水仙の花だ。
道の真ん中の木の根元にあるのだが、踏み倒されないことを願いつつ、写真を撮った。
幸い、二月末の花を落とすまで、残っていた。
また、来年、花を咲かすことだろう。
(13)道を狭くする伸びた杉の木
木に体が触れる程寄らないと通れない道。
谷川の水がない時は、右側の石の上を通る事も出来るのだが、道なりに歩くと、この杉の横が最短コースの為、仕方なく体を縮めてすり抜けるように通る。
始めの頃は、体を寄せた時、木の裏にひそんでいるイノシシに襲われるんじゃないかという妄想に怯えながら通っていた。
(14)雨が続けば水が溢れる登山道
どこの山でもそうだが、雨天後の登山は避けたいものだ。
水が出ても通れなくはないが、石を探して慎重に歩かないと、泥水に靴が浸かってしまう。
(15)椿の花飾り
この山は椿の木が多く、よく道端に花が落ちている。
時々、拾い集めながら登ってくる女性を見かける。
道に落ちてる花は見落としがちだが、花束のように積み上げられた椿は確実に目を引く。
(16)短い平たん路
最後の砂防提から十分程登ると、やっと平坦な道となる。
しかし、この先も直ぐに急勾配となり、鍛錬の道は続く。
(17)椿
椿の木は、次々に花が咲くようで、かなりの間、花が絶えない。
周りには、イノシシの掘った穴があちこちにある。
以前、娘と登った時、特別大きな穴を見つけ「この穴は、家族全員で掘ったんだと思う」と言うと、娘が大笑いしていた。
力を合わせて一心不乱に穴を掘るイノシシ達の姿が目に浮かんだのだろう。

(18)戸ノ上山、足立山、の縦走路に到着
ここから戸ノ上山までは、1.1kmだが、足立山までは4.4kmとかなりある。
一度、縦走したことがあるが、足立山側から来た方が、下り道が多く、楽だった気がする。
馬の背は、戸ノ上山方面で、この直ぐ上だ。
後、1、2分で着く。
(19)馬の背への坂道
この空に向かう坂道の光景が好きで、来る度に写真を撮る。
何度撮っても代わり映えはしないのだが、ここへ来ると撮らずにはいられない。
この日は、登山者に声を掛けて写真に入ってもらった。
(20)北九州空港の光芒
これは、霧につつまれた日に来た時の写真だ。
この山の南側には、北九州空港が見える。
右側は、曽根干潟と呼ばれ、写真愛好家には人気の場所だ。
特に夜明け前には、海から日が昇り、美しいグラデーションとなる。
(21)馬の背
奥に見えるのが、戸ノ上山。
ここから山頂までは、20分程で着く。
秋には、ここから山頂付近まで、黄色いフキの花が無数に咲いていた。
この見晴らしのいい馬の背には、三つの木造りのテーブルがある。
弁当を広げて食べるには、もってこいの場所だ。
今は体力作りを主眼に置いているので、水分補給を済ますと、直ぐに元来た道を引き返す。 
 
   
   (22)春霞の中の響灘
見下ろせば、門司、遠くには、下関、若松、そして響灘が見える。
毎週来ても飽きない景色だ。
これで、体の衰えが防げれば、言うことなし!
最後に
昨年から計画していた宝満山登山もコロナウィルスの流行で中止し、一人、近くの山で健康登山を続けている。一週間あれば、晴れの日があるので、天気任せの登山日だ。
日程調整の必要もなく、気ままな一人登山の魅力に戻りつつある。
早くコロナウィルス対策が解決し、元の社会に戻れることを祈りつつ、健康作りに励んで行きたいと思う。
 
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