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2019年4月13日(土曜)
コース:
煌採(こうさい)の森登山口(10:30)~ふれあいの家(11:00)~見返り坂(11:30)~皿倉平(12:00)~権現山神社(12:25)~権現山(12:30)~権現山神社(12:50)~ビジターセンタ(13:00)~皿倉山(13:10)~食事~皿倉山(14:15)~国見岩(14:25)~帆柱稲荷神社(15:15)~煌採の森登山口(15:40)
 
 
(1)ケーブルカー山麓駅横駐車場にて
今年、最初の登山は、地元、北九州にある皿倉山にした。
標高622mの皿倉山は、北九州市内のほぼ全域から見える山で、登山者も多く、また山からの夜景が有名だ。
メンバーは、いつもの三人。
今や、不動のメンバーだ。
もはや、サークルと言うのはおこがましく、三人組と言ったほうがいいのかもしれない。

(1)

(2)
(2)北九州のシンボル皿倉山
今日は、天気も良く、最高の登山日和となった。
山は、衣を干すように、白い桜の帯が出来ていた。(天乃香久山を連想して)
MとUの二人は、初の皿倉山登山だった。
近くてよく見ていたはずなのに、今まで登ったことがないのが信じられなかった。
(3)煌彩(こうさい)の森登山口

ケーブルカー駅横にある煌彩の森登山口に入る。
アスファルトの道路から林の中へ足を踏み入れた途端、そこは木々に囲まれた登山道となった。
木の間から差し込む光が、煌彩の森の名にふさわしく、煌(きら)びやかに周りを彩っていた。
M「気持ちのいい道ね!」
U「こんな近場にこんな所があるとは知りませんでした。」
Y「こんな、こんなって、どんな所?」
U「こんなって、・・ここのことですよ!」
Y「こんながここに変わっただけじゃないか」
M「代わって言います。こんな街に近い所に、こんなに自然を感じられる場所があるとは知らなかったと言う意味だと思います」
U「そうです!」
Y「わかってた」、MU「意地が悪い!」

(3)
   

(4)
(4)静かな林の中の登山道
歩けば水音と鳥のさえずりが聞こえて来る。
人里離れた山奥の登山では、時々心細くなる時もあるが、皿倉山では町の音も聞こえ、そんな心配はない。
(5)時折、車道に出る
先を見ると、二人は広い車道を歩いていた。
私が「そこの二人!歩道を歩きなさい!」と、注意すると、二人は「ここ、ほとんど車通らないでしょ」と言いたげに、ガードレールを又越して登山道へ入った。

(5)

(6)
(6)赤い木の実
Uが、赤い木の実を見つけて、名前を聞いてきた。
私が「見たことがあるけど、名前を忘れた」と答えると、Mから「ボケないようにして下さいよ」と、真顔で言われた。
ど忘れは老若男女誰でもあるはずだが、自分の年を考えて「ありがとう」と応えた。
後で調べたら、赤い木の実は”アオキ”だった。
   
(7)トレラン(走って登る競技)
登山道を歩いていると、横を駆け足で登って行く人がいた。
M「すごいね!この坂を走って行ったよ!」
Y「すごい!それにダースベイダーみたいな酸素マスクをはめていた!」
U「わぁ~、よく見ればよかった~」

(7)

皿倉の泉(8)

連理の樹(9)

(10)
(10)皿倉平
ここは、皿倉山と権現山の中間にある広場で、皿倉平という。
芝生の広場で、自動販売機やトイレもあり、人も多い。
Y「写真撮るから桜の前に立って」
M「美しく撮ってください」
Y「言わなくても美しいよ、桜が」
U「言うだろうと思った!」

帆柱権現山神社(11)

権現山(12)
(11)~(13)権現山から皿倉平への戻り道
帆柱権現山神社へ上がると、その先に道はなかった。
戻って神社下の車道を歩けば、権現山に着くのだろうが、遠回りになる。
(この判断がいつも誤りの原因になっている)
せっかく上まで来ていたので、近道をしようと、神社の裏手から道なき道を進み、やっと権現山へ着いた。
権現山からの眺望はよかったが、春霞がかかっていた。
帰りも、同じ道を戻ろうとしたのだが、今度は、どの方向に降りればいいのかわからず、神社に着くまでかなり山の中を歩いた。
(道を覚えようとしての判断だが、これも誤りの原因になっていた)

権現山からの戻り道(13)

ビジターセンター前(14)

皿倉山頂上(15)
 
(16)
 (16)やっと、昼食
周りには、沢山の土筆が生えていた。
Mが「土筆、あんなにある。Yさん、家に持って帰ったらどうですか」と、進める。
「俺はいいから、あなたが持って帰れば」と言うと「いえいえ、ハカマとるのが面倒だからいいです」だと。
土筆を採りたいだけなんだ。
歩き回ったのでお腹がすいていたのか、こちらがバーナーをセットしている間に、二人共さっさと弁当を食べ始めた。
「味噌汁、持ってきてるんだけど!」と言うと、食べるのをやめ、お湯の沸くのを待った。
   

聖火台(17)

山桜(18)

国見岩(19)

国見岩からの眺望(20)

馬酔木(アセビ)の群生(21)

皿倉稲荷神社(22)
   
 
ケーブルカーを横目に(23)
 
煌彩(こうさい)の森登山口到着(24)
 
最後に
季節の変わり目には特に体調の変化が激しく、年齢を増すごとに体調管理の大切さを感じている。
北九州でシンボル的な皿倉山だが、二人共まだ登ったことがないというので、今回、計画した。
二人、皿倉山の面白さがわかったようで、いつか誰かを誘って登ることがあると思う。
これからも、健康を維持して、いろんな山を歩いて見たいと思う。
 
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