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2025年6月1日 (日曜日)
【コース】
牧ノ戸峠 (9:00) ~ 牧ノ戸展望台 (9:13) ~ 黒岩山 (9:50) ~ 大崩れの辻 (11:08) ~ 大崩れの辻 (12:08) ~ 黒岩山分岐 (13:02) ~ 牧ノ戸峠展望台 (13:30) ~ 牧ノ戸峠 (13:40)

(1)駐車場は満車

今年もミヤマキリシマを見に牧ノ戸峠に来た。
今日は、久住山ではなく黒岩山の”大崩れの辻(おおくずれのつじ)”に行く予定だ。
駐車場には入れず、小松地獄へ抜ける道に停めた。
既に数台の車が停まっていて、次々に入って来る。

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(2)黒岩山登山口

車を止めた所は、藪を突っ切れば登山道に出れるので、前回、入ったのだが、木に阻まれて、大変な目にあったので、今日は、牧ノ戸峠まで出てから登山口に入ることにした。
(3)牧ノ戸峠展望台

登山口から少し歩いた所にある展望台で、見晴らしがよく、何人かの人が景色を楽しんでいた。

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(4)黒岩山が目の前に!

山の中腹を何人かの登山者が登っていた。
ミヤマキリシマは久住の代名詞のように有名になっているが、実は、黒岩山にもミヤマキリシマの景勝地がある。
それが、大崩れの辻(おおくずれのつじ)だ。
以前行った事があり、混雑を避けてこちらにした。それに今年はミヤマキリシマの当たり年らしく楽しみだ。
(5)山腹にミヤマキリシマが見えだした

山を見上げて、Mがしきりと花があると指さしていたが、私の目には見えなかった。
だが、登って行くと、確かに花があった。
M「でしょ!」
Y「目だけはいいなぁー!」

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(6)黒岩山頂上

頂上には、先行者が岩に上がり、記念写真を撮っていた。
岩の上からは、筋湯方面やこれから行く大崩れの辻方面が見渡せた。
Mは、上に上がらず、下から写真を撮ってくれた。
高い所は足がすくむらしい。
(7)薄いピンクのツクシドウダン

頂上には、ツクシドウダンの花が鈴なりに咲いていた。
人の行き交いが多い場所だったので、足元に気を取られてつい見落としてしまいそうだった。

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(8)黒岩山から泉水山方面を目指し、ピークを抜けてきた

(9)指山(ゆびやま)の頂上が赤く染まっている

(10)九重の山々、下は星生温泉と寒の地獄

(11)この道からの景色は素晴らしい。先に見える山は上泉水山だ。

(12)泉水山別れから大崩れの辻に向かう迂回路

(13)ここはシャクナゲの群生地。
だが花の時期はもう過ぎていた。

(14)大崩れの辻へ向かう坂道。花が見えてきた

(15)大崩れの辻に到着!
「おう!素晴らしい」
ここは花園になっていた!

(16)これだけの咲きようは大船山依頼だ

(17)花の間を散策して回った

(18)緑の木陰で昼食にした。花に囲まれていたので「まるで天国のようだ」と言うと、Mが「私はまだ天国には行きたくありませんよ!」と言った。「なにも死にたい訳ではない」と言いたかったが、面倒だし眠たくもあり、だまって目を閉じた。
仮眠して目を覚ますと「大丈夫ですか」とMが心配そうに聞いた。おっ!心配してる・・と思いきや、「私、連れて帰ってもらわないといけないから」と身勝手なことを口走った。

(19)Mはカーブスに行ってるらしい。
そのせいか、前回よりも足取りが軽く、泣きごとを言わなかった。
青空の下を歩く姿は天真爛漫・・そうに見えた。

 最後に
今年もミヤマキリシマが見れた。
今日は、夜明け前から車を走らせてきたので、眠気と疲労もあり、温泉に浸かって帰ることにした。筋湯の悠々亭に寄り、フロントのカウンター横を通って奥に行こうとすると、Mが驚きの声を上げた。何かと振り返ると、真っ白な毛のふさふさした大きな犬のエンジェル君がいた。何代目かのマスコット犬だろうが、昔のままの姿を見て懐かしさが込み上げてきた。
大浴場に行くと、先客は誰もいなく、ゆっくりと湯につかり、疲れを癒して帰路へついた。
これからも九州のまだ行ったことのない山を登りつくしたいと思う。
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