トップ>活動報告>糸島の山(可也山、火山、立石山)

 
2019年12月18日(水曜)
[コース]
可也山】 志摩庁舎前駐車場(8:40) ~ 登山口(9:00) ~ 山頂(10:20) ~ 展望台(10:25) ~ 登山口(11:30) ~ 志摩庁舎前駐車場(11:50)
火山】瑠璃光寺駐車場(12:05) ~ 頂上(12:20) ~ パラグライダー基地(12:23) ~ 昼食 ~ パラグライダー基地(13:05) ~ 瑠璃光寺駐車場(13:15)
立石山】第一駐車場(13:40) ~ 登山口(13:50) ~ 山頂(14:30) ~ 福の浦越え (14:55) ~ 第一駐車場(15:35)
 
 
まさかの雨模様(1)

夜明け前に、星空のつもりで空を見上げると、予想に反して小雨が降っていた。
中止にしようかと思ったが、朝の天気予報では、やがて晴れるというので、決行した。

今日は、Uの希望で、糸島の山を登る。
山は低山なので、三つの山を登り継ぐ予定だ。
早朝、北九州を出発したが、古賀辺りから、朝の渋滞に入った。
だが、今日は遅い程天気も良くなるので、あせらずに進み、都市高速も余裕をもって走った。
糸島に入るとラッシュも解消し、志摩庁舎駐車場に着いた。
ここが、可也山登山の駐車場に指定されていた。

(1)

(2)
【可也山】を目指す!(2)

最初に登る山は、可也山だ。
可也山は、糸島富士とも呼ばれる均整のとれた独立峰だ。
『可也山登山口』の標識がある師吉公民館までは、思ったより距離があった。
公民館前や向かいにも駐車場があった。
二人が、ここに停められたんじゃないかと、祖母登山を彷彿とさせる小言を言い始める。
そう思う登山者は多いようで、ネットに、公民館近隣の駐車場には絶対に停めないよう注意書きが掲載されていた。
そのことを話すと二人、納得した。
人家を抜けて行く(3)

登山口標識からも人家が続いていた。
Mが、「道の駅に寄れたら鷹の爪を買いたいんです」と話していた時、横の農家の軒先につるされている、唐辛子の束が目に入った。
Uがすかさず「ここからは、手が届きませんね!」と小声で物騒なことを口走った。
「U、私、罪を犯してまで欲しいと思ってないから、大丈夫!」とMがたしなめた。
庭には、二匹の烏骨鶏も歩いていた。
Y「どうせならあっちの方がいいや!」などと、万引き家族のような会話をしながら通り過ぎた。

(3)

(4)
自然歩道の標識から山に入る(4)

人家から山畑を登っていくと、自然歩道の標識があった。
道はきれいに整備されている。
空は雲っていたが、雨の心配はなさそうだ。

(5)深い溝が登山道となっている

(6)木の根っこに緑の苔がびっしりと!

(7)時々、日が差し始めた

(8)長年の雨水で土が削られている

(9)土手のような道

(10)土の中にはこんなにも根っこが!
石切り場、跡(11)

江戸時代、城や神社にこの山から石を切り出していたそうだ。
日光東照宮の大鳥居もこの山から切り出された石が使われていた。

(11)

(12)途中からレールが出て来た!

(13)可也神社

(14)山頂、眺望は先の展望台へ

(15)展望台、糸島が一望に見渡せた!
Mは、案内の地図で、景色を見比べていた。
M「あれが、ヒコサンか~」と見当違いの山の名。
Y「ここから英彦山が見えるわけないだろ」と、呆れた口調で言うと、
M「この地図、見てください!ちゃんとヒコサンて書いてありますよ!」と自信あり気。
見ると、英彦山でなく、”彦山”だった。
Y「面目ない!」

【火山】(ヒヤマ)を歩く!(16)

火山は、可也山の北側2㎞程の所にある標高250mの山だ。
昔、この山から太宰府へのろしを上げて合図を送っていたことから火の山と呼んでいたらしい。
ここは、瑠璃光寺というお寺でインドから来た清賀聖人という人が、839年に開山したそうだ。
瑠璃光寺は頂上近くにあり、ここからだと、登山というより、立ち寄った感じの距離になる。

(16)

(17)山頂まで約15分
山頂には電波塔があり、眺望はない。
火山と書かれた赤い札が、紐で木に下げられていた。
この山へ来る目的は、この先のパラグライダー基地からの眺望で、糸島の名所となっている。

(18)パラグライダー基地からの眺め
幣の松原(にぎのまつばら)が、きれいに見渡せることで有名。
山側に、木で囲まれた休憩所のような場所があったので、そこで弁当を食べた。
Uは、指定席のように、そこに置かれた椅子に座って食べていた。

【立石山】へ向かう!(19)

立石山は、糸島市芥屋にある、標高210mの見晴らしのいい山だ。
広い公園にある第一駐車場に車を停め、立石山を目指した。
このころから青空が広がって来た。
気温も程よく、高山ではないので、リュックを置いて行く事にした。

(19)

(20)
アロエの花(20)

Mが、「アロエって、こんな大きな花が咲くんだね!」と驚いていた。
ここは、砂浜近くの海岸通りだ。
Uが、第二駐車場を見つけて「ここに停めた方が近かったんじゃないですか!」と言った。
Y「第二があるとは知らなかった」
M「多分、海水浴場をメインに番号ふったんでしょうね!」

(21)登山口に入る

(22)いくつか道は、分かれている
 
(23)険しそうだけどそれ程でもない!
 
(22)どこを通ればいいんだ?
   

(23)景色が良くなってきた!

(24)正月飾りのウラジロの道

(25)階段の道

(26)芥屋の大門

(27)集合写真

(28)感動の景色

(29)光りの中の玄界灘

(30)山頂だ!
最後に
今回、まわった三山は、それぞれの特徴があり、印象に残る山だった。
糸島そのものが、風光明媚な所だから、天気が良ければ必ず素晴らしい景色に出会えるはずだ。
次回は、太宰府側から、宝満山に登る予定だ。
来年も健康に注意して、美しい自然との出会いを求めて行きたい!
 
トップ