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2017年5月8日(月曜)
コース:
犬ヶ岳登山口駐車場(10:15) ~うぐいす谷コース ~ 経読林道出合(11:10)~ 笈吊峠(11:55)~ 
犬ヶ岳山頂手前広場※昼食(12:55)~ 犬ヶ岳山頂 (14:00)~ 大竿峠(14:30)~ 経読林道出合(15:00)~ 木橋(16:00)~ 犬ヶ岳登山口駐車場(16:30)
 
 
混雑もなく犬ヶ岳登山口駐車場へ到着(1)

犬ヶ岳は、福岡と大分の県境にあり、英彦山、求菩提山と共に修験道の山だ。
北九州から、築上町経由で登山口駐車場へ向かう。
途中、樹齢2千年という本庄の大楠を見る。
駐車場へ着くと、他県ナンバーが多く、十数台ほど停まっていた。
人影はなく、既にみんな出発していた。
犬ヶ岳登山画像1
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犬ヶ岳登山画像2
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新緑の登山道(2)

右手に谷川が流れ、広い登山道が奥へと続く。「頂上までこんな広い道だといいね!」とMが言う。
「絶対にあり得ないと思います。」とUがキッパリ言う。
   
犬ヶ岳登山画像3
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「わぁー、きれいな水、魚、いるかな!」
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シャクナゲ発見!、M「早く群生見たい」
   
経読(きょうよみ)林道出合に到着(5)

一時間程で経読林道出会に到着。
ここは車も通れる広い林道だった。
一休みして水分補給する。突然、Uが「あ!、カテキン緑茶を車に置いて来たみたい」と悲痛な声。「普通のお茶で良かったらあるよ!」とYが言うと、Uが「普通のお茶だったら持ってます」とこだわりの答え。
さらにMが「カテキン緑茶は余分な脂肪を燃やしてくれるから普通のお茶とは違うんですよ」と解説する。なんだかんだ言いながら普通のお茶を飲み始めたUだった。出発!
犬ヶ岳登山画像5
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犬ヶ岳登山画像6
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経読林道分岐に着く。
「ここからまた山道か!」
犬ヶ岳登山画像7
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突然、Uの声「ワァー!すごい」     
Y「どうした、シャクナゲの群生か?」  
U「いいえ、苔がものすごくきれい」   
  ”ガックリ!”             
   
犬ヶ岳登山画像8
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笈吊峠(おいずるとうげ)到着(8)

ここから、本当にシャクナゲの群生地となった。
この先は、大きな岩場を登る健脚コースと迂回路を通る初心者コースの二手に分かれていた。
先の岩場コースから、集団がいるのだろう、悲鳴や注意する声が聞こえて来た。
私たちは迷わず迂回路へ向かった。
   
犬ヶ岳登山画像9
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新緑の中に浮かび上がるシャクナゲ
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光を浴びて満開の花を咲かせている
   
犬ヶ岳登山画像11
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シャクナゲ満喫中
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青空をバックに凛としたシャクナゲの姿
 
昼食タイム! (13)

さっきから、二人共ずっと「お腹すいた!」と言ってたので山頂手前で昼食にした。
常設のベンチには、既に登山者がいた。
日陰を見つけ、場所を確保すると、バーナーでお湯を沸かし、今日は、即席の味噌汁を二人に渡した。
すかさず「今日は、男の手料理ではないのですね」と残念そうな声。
(甘えた気持ちを鍛えなければならないと思った)
Mが「そっちは日が当たり始めて暑いから日陰へ移ったらどうですか?」と言ってくれた。
だが腰を下ろしたらあまり動きたくない。
日よけのタオルを被ると、「テロリストに見えます!」とUが笑う。
あっという間に時間が過ぎ、周りは誰もいなかった。直ぐ上が山頂だ。さて出発!
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犬ヶ岳山頂に到着! (14)

タイマー撮影の為、腰を落としてなんとかフレームへ収まる。
後ろは石で出来た避難小屋だ。
ここからは、尾根伝いのなだらかなコース。
まずは尾根から下へ分岐する大竿峠を目指す。

 
 水音を聞きながら鎖の道を進む!(15)

ここは、大竿峠を下り、経読林道出合を過ぎた、恐れ渕へ向かう岩場だ。
直ぐ横を流れる谷川には、いくつかの小さな滝がある。
この辺りは、まだ浅い谷だが、恐れ渕では急に深くなり、大きな滝となる。
犬ヶ岳登山画像16
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(16)
M「美しい滝、私達も美しく撮ってください!」
「・・・・・それなりに!」        
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(17)
U「さっきの鎖が最後の難関って言ってませんでした。」、Y「さっきの延長線だ!」
   
 
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恐れ渕へ落ちる滝。高さがあり、名前通り恐ろしく深い淵となっている。      
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(19)
恐れ渕を過ぎて下りてくると美しい杉林だ。
M「この道、いいですねぇ。昔の街道みたい」
   

(20) 
登山口近くの橋の上から見える谷川。
ここまで来るとりっぱに岩岳川と言える。
 犬ヶ岳登山画像20
(21)
MU「やっと着いた!」、U「今日のコース、上級クラスだったでしょ!」、「・・・」
 
最後に
今回は、シャクナゲの花のシーズンに合わせた日程が組め、また晴天に恵まれて幸運だった。
季節の花は、わずかな間しかチャンスがないので、日程の調整が大切だ。
回を重ねるにつれて山の楽しさがわかりだしてきたが、慣れた頃にミスを起こしやすい。
基本を大切にして安全な登山計画を心がけるつもりだ。
次は、久住のミヤマキリシマのシーズンだ。
 
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