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2018年3月10日(土曜)
コース:
スロープカー入口駐車場(11:00) ~ 銅の鳥居(11:03) ~ 英彦山神社奉幣殿(11:30) ~ 中宮(12:15)~ 上宮(13:30)~ 
中岳(13:35)~ [昼食] ~ 中岳(14:40)~ 奉幣殿(16:05)~ スロープカー入口駐車場(16:30)
 
 
スロープカー入口駐車場に到着(1)

英彦山は、福岡県添田町と大分県山国町に位置し、修験道や天狗伝説の山として有名だ。
今年、初の登山となる。
メンバーの一人から、登山前日に、「明日、病院へ行くことになりました」という連絡があった。
さらに「次の日の日曜日だったら行けます!」というお姫様感覚の連絡だった。
土曜日の天気予報が晴れだったので、お姫様には療養してもらうことにし、三人で山へ登った。

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(2)
銅の鳥居から登山開始(2)

通常、上手の別所駐車場から登るのだが、今日は、英彦山神社へ真っ直ぐ続く、銅の鳥居から登った。
階段の途中、落ち葉を燃やすボランティアの人に会った。
挨拶すると、英彦山情報URL付の名刺をくれた。
山の状況を聞くと、数日前から雪が積もって綺麗だけど、吹雪で上の方は荒れていたそうだ。
今日のような穏やかな日は久しぶりだとの事。
   
英彦山神社まであと少し(3)

別所駐車場からの出会いには店があり、ここにも大きな鳥居があった。
ここからは、両脇に灯篭が立ち並ぶ、趣のある参道となる。
自ずと神聖な気分になってくる。

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英彦山神社でお参りを済ませ、山へ入る

神社から見える頂上付近は、この時期、珍しく、雪に覆われていた。
ボランティアの人が言ってた通り、真っ白な雪山に、テンションが上がってきた。
神社右手の鳥居をくぐり、登って行くと鎖の付いた岩に出た。
狭い岩の隙間に入り、時々リュックが挟まって、悲鳴を上げながら登って行った。
   
登山道の周りには霜柱が!(5)

登るにつれ、霜柱が現れ出した。
二人共、バリバリと氷を割って登る。
写真を撮ろうと構えた拍子につまづいてしまい、カメラを守ろうとしてバランスを崩し、思い切り地面に倒れたY。
振り返りながら、Mが「大丈夫ですか!」と笑いをこらえて駆け寄ってくれたが、決して、心配した顔ではなかった。

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さらに、雪や氷が多くなってきた(6)

少し大きめの氷を見つけて、Mが近づいた。
M「U、氷割り、面白いよ!」
U「Mさん、私よりも気持ちが若いですね」
M「なんか、褒められた気がしないんだけど」
U「いえいえ、思いっきり褒めてるつもりです。・・Yさん、お疲れ気味ですね」
M「さっき転んでたからねぇ。Yさん、大丈夫ですか」
Y「大丈夫じゃない。顎が痛い」
   
ここは、まだ冬!(7)

U「麓では梅の花が咲いていたのに、ここは氷の世界ですね」
Y「『春は名のみの風の寒さや~』と言う歌詞の通りだ」
M「初登山でこんな景色が見れるなんて、最高じゃない!」

(7)
   

体が温まって、風もなく寒さを感じない!

  桜の花のよう

ピンクに輝く枝
 
山の木々が神々しく見える
   

絵の中を歩いているみたい

雪のモンスター
   
 
樹氷
 
眺望の中に浮かぶ木々
   

上宮へ向かう登山道より

上宮から。気温はー1度だった
   

中岳に着きました 
 
Y「ハッピーニューイヤー」
M「もう3月です」U「ボケが今一です」
   

中宮に別れを告げて
 
春に戻った!
   
銅の鳥居に到着(8)

M「下界に降りてきた気分」
U「次は、シャクナゲ荘で温泉三昧ですね」
Y「いや、今日は風呂無しで帰宅だ!」
MU「うそでしょう!」
Y「シャクナゲ荘は5時までなんだ」
MU「他に温泉、知りませんか?」
Y「この近くにはない!」
U「だいたい、私達、昼食が長すぎません?」・・・etc
今日は、真っ直ぐ北九州へ帰った。
 
(8)
 
最後に
今回は、12月に中止した英彦山登山を再度計画したのだが、3月に雪景色が見れて幸運だった。12月の豪雪では、中岳まで行けなかったと思う。ただ、登山後に楽しみにしていた温泉へ入れなかったのは残念だった。次回は、時間配分をもう少し正確に考えよう。できれば出発時間を早めて、時間に余裕を持たせたいと思う。
4月は宝満山と言う声が上がっている。
 
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