トップ>活動報告>岩石山

 
2024年4月5日 (金曜日)
【コース】
添田公園駐車場(10:30)~ 展望台 (10:50) ~ 乙女岩分岐 (11:08) ~ 乙女岩(11:15) ~ 乙女岩分岐(11:25) ~ 奥の院(11:45) ~ 本丸跡(12:00) ~ 岩石山頂上(12:02) ~ 馬場跡(12:10) ~ 国見岩(12:12) ~ 八畳岩(12:18) ~ 落ちない岩(12:50) 市道(13:00)~ 岩石トンネル(13:15) ~ 添田公園(13:40)

(1)桜満開の添田公園駐車場に着く
今日は、桜で有名な添田公園から岩石山(がんじゃくやま)に登ることにした。
昔のイメージで、花見客で混雑しているのではと心配だったが、午前中だからか、人の姿はまばらだった。
ただ、登山者は目につき、車を停めて準備を終えると次々に山へ入って行った。

(1)

(2)
(2)大きな門を通り抜ける
『平常』と書かれた大きな門があった。
奥には建物もあり、車も通り抜けていた。
(3)花びらに敷き詰められてどこもかしこも桜色
桜の舞い散る公園は、歩くだけでテンションが上がる。
二人も!
M「わぁー、いっぱい落ちてきた!」カシャッ!
U「動画で撮ろう!」
M「あっ、私も!」
喜びに歳の差はないのだ!

(3)

(4)
(4)お城の形をした白い建物の手前を左折
公園から入って少し歩いたところに、『そえだジョイ』という城を模造した建物がある。
浴場や子供室のある休憩所らしい。
その手前に道を挟んで『岩石城武将の碑』がある。
登山道は、この間を登っていく。
ここから真っ直ぐ300m程行った所に岩石城が作られている。
ただし、実際の城跡は、山の頂上付近にある。
(5)入ってすぐ山頂と城への分岐があった
公園から登山道に入ると、高い木々が立ち並び、さわやかな景色となっていた。
道はコンクリートで整備されていたが、斜面の枯葉でほどよく自然とマッチしていた。
矢印に従い進んで行くと、なにやら先の方で、二人が手招きをしている。
今日は、ヘビかカエルかカマキリか?・・何だろうと近づいて見ると、しきりに山の斜面を指さす。

(5)

(6)
(6)なんと、シカだった!
こんな近くにシカがいるとは思わなかった。
地面には、木の実が沢山落ちている。
エサが豊富だからか。
シカは私たちを警戒しながらも、逃げることなく、エサをあさりながら少しずつ移動していた。
(7)柵のある道は安心できる
道は、公園の延長のように整備されていた。
岩石城は、平清盛の時代に築城されたそうだ。
そして、1615年に一国一城令により、廃城となっている。
史跡だけでも面白い発見がありそうな山だ。

(7)

(8)
(8)日差しもなく快適
今日の気温、18度。
降水確率、20%、曇りのち晴。
鳥の声も心地よい。
ヒバリかな・・・。
(9)木の実が集められていた
ここにもシカの姿があった。(右手)
リース作りに使えそうな木の実が沢山ある。
数年前、下関の竜王山に登った時、私がリースを作るからと言って二人に手伝ってもらい、木の実を拾った事を思い出す。
結果、作らずに責められたのだが。

(9)

(10)
(10)山頂、中央コースの案内が立派すぎ
表示板ならぬ表示石。
お城で使われていたものを代用したのだろうか、立派な石柱だ。
(11)眼下には桜が
M「わぁー、きれい!」
U「晴れてたらもっときれいなのに。これ、PM2.5ですかねぇー」
Y「春霞だと思った方がいいと思うよ」

(11)

展望台

平戸ツツジ・・かな?

(12)
(12)ドウダンツツジのトンネル
Y「おう!、ツツジが咲いたら見に来よう」
U「いいですね!」
ツツジだから5月のゴールデンウィーク頃だと思っていたが、調べたら、秋の紅葉シーズンが見頃と書いていた。
でも、花はミヤマキシマの頃に見たことがあるから、5月下旬でいいのだ。

一旦道路に出る

再び山道へ

至る所に階段が設置されている

乙女岩、二ノ滝への分岐
(13)乙女岩の案内板
寄り道だが、興味深いので下りていく。
でも、見るからに悪路だ。
Mは不安になり「戻って来るんでしょ、私、残っててもいいですか!」だと。
本人の意思を尊重して、無理には誘わなかった。

(13)

何事もなく先へ進むU

ロープを持って乗り越える

もう、あんな所まで

おっ!表示板がある!

(14)
(14)乙女岩に到着
Y「えっ!どれが乙女岩?三つ?二つ?」
U「・・・さぁー」

次へ行こうとUが進んだが、滝はなく、戻ることにした。
後で調べると、滝は別の登山口から登る滝コースにあった。
戻って正解だった。
(15)Mが熊の人形になっていた
そんなわけないか!
だれかの落としものか、木に下がっていた。

M「どうでした、見に行った方がよかったですか?」
Y「来るべきだったね~・・乙女岩と幻の滝、素晴らしかったよ・・」
M「ほんとですか、え、幻の滝ってなんですか」
Y「いやー、はっきり言うと見なかった滝だよ」
M「なーんだ!行かないで良かった」

(15)

鳥居が見える

「なぁーんば、お願いしよるとね!」

看板に『奥の院』とある

何がおかしいのやら、全く聞こえん!

(16)
(16)一番の眺望だが、今日は霞んでいる
U「さっき、抜いてきた人たちが、私達の事、若者が来た!と言ってましたよ」
Y「俺は入っていないだろう」

M「U、それ、また細顔作り」

あっ、トイレ!きれいにしてる!

山頂、岩石群の方向へ進む

道も岩石になって来た!

山頂への表示板

岩石城の本丸跡

山頂の展望台、山桜が見えた!

馬場跡、こんな上まで!馬も大変だ

獅子岩

国見岩

梵字岩
   
 
大砲岩
 
U「これ、石?岩?」Y「石の大きいのが岩だから岩だろうね!」U「ほんとですか!」Y「疑うなら聞くな!」
   
 (17)八畳岩
八畳岩で大の字になろうと思って来たのに先客がいた。
移動するのを待とうかと思ったが、弁当を食べているので動きそうにない。
食事中なので上がっていくのも悪い気がして素通りした。
「名所は、長居禁止!他人のことも考えよう!」と二人に愚痴をこぼす。
でも『今度来た時は、あの岩の上で弁当を食べましょう!』とご夫婦で楽しみにやって来たのかもしれない。
主観だけでは判断できないのが現実か。
 
   
 
M「まだ、下りるんですか」、Y「落ちない岩を見たいだろ」、M「私、落ちそうです」・・、Y「うまい、座布団一枚!」
 
M「そーとー、下りてきましたよ」、Y「おっ、すごい、避難所がある」、M「ごまかさないで下さい、まだ遠いんですか」、Y「もうすぐだ・・」
   
 
U「これが落ちない岩ですか?」
Y「おぅ、そうだ!」
 
M「岩につぶされそう、動かないですよね」
   
 
「下にも岩があります!」
 
M「これが落ちない岩じゃないんですか」、Y「それも、落ちない岩だね」
U「やっぱり、いいかげん」
   
 
油須原側に出た。
Y「まさか、落ちない岩が、反対側の登山口にあるとは思わなかった!もう、登りたくないよね!」地図検索
 
 Y「麓をまわって帰ろう」
 U「お腹すきました」
 Y「添田公園で花を見ながら食べよう」
   
 
Y「トンネルを抜ければ、添田だ!」
U「このトンネル、500mもあります」
 
『平成14年3月開通記念』
   
 
桜の下で昼食タイム、食後の撮影会
 
源じいの森温泉に向かう途中、椿も満開だ!

 最後に
当初、4月2日に登山予定だったが、天候不良の為、4月5日に変更した。
例年だと、桜も散り始める頃だったが、今年は、開花が遅く、おかげで満開の桜を楽しむことが出来た。
これまで、この辺りで、登山と言えば、英彦山しか眼中になかったが、灯台下暗しだった。
岩石山は、手軽に登れて見所も多く、季節毎に美しい花との出会いも楽しめ、史跡も多い貴重な山だった。
また、時期を変えて登ってみたいと思う。
今回、近場で低山だと言うこともあり、よく調べもしないで目的地を設定しただけで山に入った為、山の反対側まで行ってしまった。
またしても、私の事前調査不足で、反省したいと思う。
そんな中でも、しっかりと次回の山を決めた。
次は、ミヤマキリシマを目当てに万年山へ登ることにした。
万年山は一度行った事がある。ルートも単調で分かりやすい。課題は駐車場確保だ。前回より、一時間程早めに行けば大丈夫だろう。
これからも、体力をつけ、山歩きを楽しみたいと思う。
 トップ