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2019年5月25日(土曜)
コース:吉武牧場駐車場(11:30) ~ 小花畑(11:50) ~ キャンプ場(9合目避難小屋)(12:00) ~ 大花畑(12:35)~ 昼食(13:00) ~ 鼻ぐり分岐(13:25) ~ 山頂(14:25) ~ 9合目避難小屋(14:35) ~ 吉武牧場駐車場(15:00)
 
 
(1)登山者殺到で駐車場にたどり着けず

万年山(はねやま)は、大分県の玖珠町にある、標高1140.3mの上部が台地状になった珍しい山だ。
玖珠町へ着いた頃、先に到着していた初参加のKさんから、駐車場が満杯だという連絡が入った。
山に向かって行くと、駐車場への道が大渋滞となっていた。
途中、戻りの車で進めなくなり、前からの車を通す為、バックして路肩に乗り上げ、サイドミラーを閉じて、やっと車を通す場面もあった。
しばらく混雑の解消を待ち、なんとか道端に停車した。

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(2)吉武牧場駐車場まで歩いて到着

Yが「仕事で来れなかったUの怨念だ」と冗談で言うと、「今日、山に登ることも知らないで働いているのに、ひどい!」と避難するMだった。
今月は、日程が合わず、登山は中止にして一人で登るつもりだったので、Mに、中止の連絡をすると、自分もミヤマキリシマを見たいというので、急遽、参加希望の新人、Kさんに連絡し、今日の登山を計画したのだった。
(3)坂道の先に牧場が見える

道の先には、なだらかな牧草地が見えてきた。
新緑の木々も美しく、気持ちのいい風景だ。

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(4)左手にミヤマキリシマの群生が!

遠くに「小花畑」(ミヤマキリシマの群生)が見えて来た。
青空の下、緑の中にピンクの花園が際立って見えた。

なだらかな稜線を歩く登山者の影

「小花畑」への道
(5)キャンプ場(避難小屋)を過ぎる

牧草地を出たところにキャンプ場と休憩所があった。
少し休んで先へ進むと、頂上へ向かう道と「大花畑」へ向かう道への分かれ道があった。
私達は、「大花畑」へ向かった。
そこは、ミヤマキリシマの群生がある所で、一番行きたかった所だ。

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(6)広い道が続く

三人、横並びで歩いても十分な広さだった。
驚いたことに、この辺りで気の早いセミの声を聞いた。
(多分、セミと思うのだけど)
それも一匹や二匹ではなく、真夏のようにせわしく鳴いていた。
異常気象のせいだろうか?
(7)花畑の一角が見えて来た!

ここまで、山らしい道はなく、楽に花畑に着いた。
一般の人でも気軽に来れる場所なので、混雑するほど車が多かったのだ。

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「大花畑」

木陰で昼食タイムとした。

シャッターを頼まれた一行が去ってゆく

もっと写真を撮っていたい!

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(8)いよいよ、山道だ!

ここから、今日初めての山道となった。
息を切らして登っていくと、前から来た何人かの登山者が、道を空けて待っていてくれた。
「すいません」と声を掛けながら上がって行き、最後の一人にお礼を言うと、Kさんだった。
まだ、顔をよく覚えていなかった。
(9)暑さに疲れて歩くM

坂道を登りきると台地となった。
振り向くと、野良仕事の叔母さんのように、Mがタオルを被っていた。
Y「帽子、持ってるだろ!」
M「この方が涼しいんです!」
もはや、山ガールではなかった。
遅れて来るMだったが、タオルが目印となって、離れていても見えていた。

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 (10)万年山、山頂に到着!
山頂には、何組かの登山者がいた。
ここからの景色は素晴らしく、九重連山も見渡せた。
戻りの道は近かった。
この後ろを下りて行くと、避難小屋の先の分岐点に着いた。
登山と言うには少し物足りない位、楽なコースだった。
 
最後に
万年山には、一度、事前登山をしていたのだが、その時は、登山者も少なく問題なく駐車場まで来れた。
ただ、駐車場までの道が狭く、離合出来る場所がほとんどなかった。
距離もかなりあった。
いつ来たのかと調べて見ると、一昨年の9月9日だった。
ミヤマキリシマの時期に、これ程、人が多くなるとは知らなかった。
万年山は、変わった形の山だとしか思わず、なんとなく見ていたのだが、あれ程見事な花畑があることを知って驚いた。
この登山で、美しい山の記憶が、また一つ増えた。
 
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