山の基本情報

涌蓋山(Waitasan)
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涌蓋山は、約50万年から40万年前の噴火で誕生したとされる。
九重連山の北西にやや離れて位置する独立峰で、円錐形の美しい形をしていることから、見る地域により『小国富士・玖珠富士』と呼ばれる。
山頂からは、360度見渡すことが出来、
九重連山、阿蘇山、由布岳、遠方には祖母山、雲仙岳まで見渡すことが出来る。
名前の由来は、『背比べで負けた万年山(はねやま)が腹を立ててこの山を跳ね飛ばし、湧いた(わいた)ようにこの場所に山が出来た』と言う民話にある。
周辺は日本有数の地熱地帯で、九州電力の大岳(おおたけ)発電所、八丁原(はっちょうばる)発電所がある。
また麓のわいた温泉には多くの日帰り温泉施設もある。
登山ルートはいくつかあるが、南側の”筋湯から”と北側の”岳の湯・はげの湯から”に大別される。
大分県玖珠郡九重町・
熊本県阿蘇郡小国町
標高:1500m