釈迦岳は、大分県と福岡県の県境に位置する山で、福岡県の最高峰として知られる。表記は「釈迦ヶ岳」とされることもある。
山頂部には、東西に約120m離れて二つの峰が並ぶ。東側は大分県側に位置し「普賢岳」と呼ばれ、標高1231mで大分県の最高峰とされている。
普賢岳の山頂には、レーダー雨量計を備えた気象観測所が設置されており、周囲の気象観測に重要な役割を果たしている。また、山頂からの眺望は素晴らしく、久住、祖母、阿蘇の山々をはじめ、有明海、雲仙岳、天山、背振、由布岳など、360度の大パノラマを楽しむことができる。その圧倒的な眺望の良さは、釈迦岳の代名詞として広く知られている。
一方、西側の峰は福岡県側に位置し「本釈迦」とも呼ばれる。一般に「釈迦岳」と言えばこちらを指すことが多い。こちらも視界が開け、普賢岳と同様に広域の山々を見渡すことができる。
登山ルートは複数あり、八女市矢部村と日田市前津江町を結ぶ釈迦岳林道の県境付近から登るルート、日田市前津江町の椿ヶ花から普賢岳を経由するルートが代表的である。さらに、御前岳から縦走するルートも人気がある。縦走路では、釈迦岳林道から矢部村の杣ノ里登山口へ向かう途中に「オオキツネノカミソリ」の群生地があり、7月中旬から8月上旬にかけて花の見頃を迎える。 |
福岡県八女市/大分県日田市 |
標高:1230m |
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