山の基本情報

祖母山(Sobosan)
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祖母山は、大分県と宮崎県の県境に位置し、日本百名山の一つである。
火山活動によって形成された山であるため巨大な岩石が随所に見られ、渓谷や断崖も多い。
山頂には山名の由来となった神武天皇の祖母、豊玉姫(とよたまひめ)を祀っている。
祖母にちなんで『姥岳(うばだけ)』とも呼ばれる。
また、山頂付近はアケボノツツジの名所でもある。5月にはピンクの花が咲き、冬は霧氷をまとって白く輝く。
山名にちなんだ草花にウバタケニンジンやウバタケギボウシがあり、祖母山のみに自生する固有種である。
さらに祖母山は、ニホンカモシカの生息地としても知られている。
登山ルートは整備されたものから獣道(けものみち)まで多種多様で、手軽なコースから断崖を登りながら進む上級者向けのコースまである。
代表的な登山口は「北谷登山口」「神原(こうばる)登山口」「尾平(おびら)登山口」などである。
大分県豊後大野市・竹田市・宮崎県西臼杵郡高千穂町 標高:1756m