皿倉山は、玄界灘から若戸大橋の奥に広がる洞海湾を見下ろす位置にある。
山頂からは360度の眺望が楽しめ、また整備された登山道には四季折々の草花が咲いている。
権現山(ごんげんやま)、帆柱山(ほばしらやま)、花尾山(はなおさん)、などとともに帆柱連山を形成し、北九州国定公園となっている。
皿倉山の名は、神功皇后(じんぐうこうごう)がこの山に登ったとされる言い伝えから、下山する時には日が暮れていて、「更に暮れたり」と言ったことから、皿倉山の名がついたと言われている。
頂上からの眺望は言うまでもなく、夜は一変して、美しい光の世界が広がり、令和4年には、長崎市、札幌市とともに、「日本新三大夜景都市」に認定されている。
登山コースは、皿倉山ビジターセンターから8つのコースが紹介されている。
その中で、「煌彩(こうさい)の森コース」と呼ばれるコースが最短で、『木々の間からこぼれる光を浴びながら登れる道』から付けられたコース名だ。
頂上へは車道もあるが、一般の自家用車は通行禁止となっている。
麓のケーブルカー山麓駅下に有料駐車場があり、収容台数は178台である。 |
福岡県北九州市八幡東区 |
標高:622m |
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