経読岳は、福岡県と大分県の県境にある。
名前の由来は、かつて山伏たちの修行の場だった時代、山頂付近に経読坊があったことによる。
もっと以前は、両界山(りょうかいざん)と呼ばれていたらしい。
これは、山岳信仰の本尊、大日如来の智と理を表現した、金剛界、胎蔵界の2つの世界が出会う山と言う意味が込められていたようだ。
経読岳は、求菩提山や犬ヶ岳と同じくシャクナゲの群生地であり、また稜線に延びている登山道からの眺望が素晴らしい。
山頂はゆるやかな丘だがピークが二つあり、一方に三角点がある。
登山ルートは、犬ケ岳登山口より笈吊峠(おいづるとうげ)まで行き、東へ向かう。(※西は犬ケ岳)
登山口から山頂までは約3時間の所用時間となる。
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福岡県豊前市岩屋・大分県中津市耶馬渓町 |
標高:992m |
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