黒岩山は、九重連山の西側に位置し、山頂は溶岩質の黒い岩でできており、その様子から黒岩山と名付けられた。
初夏にはミヤマキリシマが咲き、山の上からは、すぐそばに九重連山が見渡せ、空中散歩の異名がつくほど爽快な気分が味わえる。
また登山道を歩いていると道の真ん中にデンと小山が現れる。
『ピーク岩』と呼ばれる岩山で眺望とスリルを味わえ、黒岩山の見所の一つとなっている。
また山中には、大岳(おおたけ)地熱発電所の煙が見える方角へ進むと、『大崩ノ辻(おおくえのつじ・おおくえんつじ)』と呼ぶミヤマキシマの群生地がある。
さらに山伝いに上泉水山(かみせんすいやま)・下泉水山を通り長者原へ抜ける縦走路もある。
登山ルートは、牧ノ戸峠から九重側とは反対の北へ向かう。
ちなみに黒岩山と言う名称の山は全国に数十ヶ所あり九州だけでも数ヶ所ある。
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大分県玖珠郡九重町 |
標高:1502m |
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