求菩提山は、豊前市と築上町の境に位置し、かつては英彦山、犬ヶ岳と共に修験道の山だった。
山内には、一山五百坊と呼ばれる程、多くの山伏たちが生活したとされる坊跡など、当時を偲ぶ遺構が見られる。
また山頂付近では、「求菩提五窟」と称される普賢窟、多門窟、岩洞窟など遺跡や遺物が存在しており、国宝や重要文化財に指定されたものもある。
山頂にはこの山の護国寺、国玉神社(くにたまじんじゃ)上宮がある。
また、山頂に至る850段の”鬼の階段”は、山中を荒らし回っていた鬼が求菩提権現との誓約により、一晩で築いたとされる。
登山ルートは、求菩提山公共駐車場からとなる。
山の中腹にも座主駐車場がある。
また、求菩提山には、神社、遺跡、遺構、などが数多くあり、豊前市のホームページに詳細な登山順路が掲載されている。 |
福岡県豊前市求菩提・築上郡築上町 |
標高:782m |
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