英彦山は、田川郡添田町と中津市山国町にまたがり、北岳・中岳・南岳の3つの峰がある。
日本百景・日本二百名山の一つ。
中岳山頂にある英彦山神宮の神体山とされる。
山の中腹に英彦山神宮奉幣殿(ほうへいでん)があり、多くの参拝者が訪れる。
大峰山(奈良県)、出羽三山(山形県)、と並ぶ日本三大修験山の一つで、山伏の坊舎跡などの史跡が残る。
かつて山伏の修験道場として武芸の鍛錬に力を入れ、最盛期には数千名の僧兵をかかえ、大名に匹敵する兵力を保持していたという。
登山ルートは、大きく二つに分かれ、正面の英彦山神宮奉幣殿を通るコースと西側の英彦山大権現からとがある。
奉幣殿までのコースは多岐に渡る。
いずれも山頂までの所用時間は約2時間。
北岳の北東にある「望雲台」や「鷹ノ巣山」はロッククライミングの名所、「四天王滝」は冬場に凍る滝、と難易度は高いが見所も多い。 |
福岡県田川郡添田町・大分県中津市山国町 |
標高:1199m |
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