山の基本情報

万年山(Haneiyama)
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万年山は、大分県玖珠郡玖珠町の南に横たわる山で、姉妹峰の伐株山(きりかぶやま)と共に、玖珠町のシンボルとなっている。
地質的には、珍しい2段メサ(卓上台地)であり、九州百名山の一つである。
名前の由来は、豊後風土記から『ここには大きな楠(くすのき)があって日当たりが悪く、困った住民がこの大楠を切り倒し、その後が伐株山で、巨木が倒れるさいにはね上げた土で出来た山が万年山だ』と伝えられている。
玖珠町もこの楠からついた名前だそうだ。
山頂からは、九重連山、耶馬渓、由布岳、鶴見岳などが一望できる。
また、ミヤマキリシマの群生があり、近年多くの登山者や観光客が訪れている。
2024年からはこの時期、500円の入山料が徴収され始めた。
登山ルートは、吉武台登山口(よしぶだいとざんぐち)とハナグリ登山口の2か所からとなり、両方共無料の駐車場がある。
大分県日田市・玖珠郡玖珠町・九重町 標高:1140.3m