岩石山は、田川群添田町と赤村の境にある。
かつては英彦山信仰圏の領域で、山伏たちの修行場として栄えた山だった。 山頂付近には中世の山城「岩石城」
が築かれ、今も遺構が残る。
当時、麓には城下町も形成され、小倉街道沿いには商家などの街並みがあり賑わいを見せていた。 山頂には展望台が設置され、添田町を一望できる。
山名通り、巨岩、巨石が多く、国見岩、獅子岩、梵字岩、大砲岩、八畳岩、落ちない岩など、大きな岩が見所ろとなっている。
また、麓の添田公園は桜の名所として知られ春には多くの花見客が訪れる。
登山ルートは、添田町からと赤村からとがある。
添田町からは添田公園からの出発となり駐車場もある。
さらにこのコースは、初心者向けの正面ルートと健脚向けの滝ルートがある。
頂上までの所用時間は、1時間から1時間30分程である。
赤村からは、岩石トンネル近くに駐車場があり、そこから林道を経由して入る。
こちらもいくつかのコースがあり、40分から1時間程で頂上に着く。
両方共登山道は整備され、ベンチ、山小屋、案内板、展望台と行き届いた設備が施されている。 |
福岡県田川群添田町・田川郡赤村 |
標高:454m |
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