大山は鳥取県を代表する名峰で、日本百名山のひとつに数えられる。
その端正な山容から「伯耆富士(ほうきふじ)」「出雲富士(いずもふじ)」とも呼ばれ、古くから人々に親しまれてきた。
大山信仰の歴史は古く、最古の記述は『出雲国風土記』に見られる神話にまでさかのぼる。のちには修験道や仏教の修行の地としても栄え、霊山としての存在感を今に伝えている。
中国山地から離れた独立峰で、広い裾野は日本海へと続く。主峰の剣ヶ峰(けんがみね)をはじめ、三鈷峰(さんこほう)、烏ヶ山(からすがせん)、船上山(せんじょうさん)など多くの峰を抱えている。
最高峰は剣ヶ峰だが、縦走路が危険なため、古くから祭事が第2峰の弥山(みせん)で行われてきた経緯もあり、一般的には弥山(標高1709m)が登頂点とされている。
登山コースは複数整備されており、自治体が紹介する北側斜面の「夏山登山コース」と「ユートピアコース」が代表的である。
夏山登山コースは行者谷の西側尾根を登るルートで、初心者にも歩きやすいとされる。
ユートピアコースは行者谷の東側尾根を経て三鈷峰近くのユートピア避難小屋へ向かうルートで、上級者向けの健脚コースとなっている。 |
鳥取県大山町・琴浦町・江府町・伯耆町 |
標高:1729m |
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