秋吉台は美祢市の中、東部に広がる日本最大のカルスト台地である。
1955年に国定公園に、1964年に特別天然記念物に指定されている。
秋吉台の雄大な景観を作っている石灰石は、およそ3億5千万年前に南方の海でサンゴ礁として誕生し、それから長い年月を経て現在のカルスト台地となっている。
また秋吉台の地下には日本屈指の鍾乳洞が広がっている。
特別天然記念物の『秋芳洞(あきよしどう)』、壇ノ浦の戦いに敗れた平家の武将、大庭景清が潜んでいたと伝えられる天然記念物の『景清洞(かげきよどう)』、戦乱の世に村人が牛を奪われるのを避ける為に古来”牛隠しの洞”と呼ばれた天然記念物の『大正洞』などを始め、400を超える鍾乳洞があり、近年も新しい洞窟が発見されている。
秋吉台には標高300~400mの穏やかな山が連なり、トレッキングコースが整備されている。
美祢市観光協会のホームページにトレッキングマップが掲載されており、5つのハイキングコースも紹介されている。
周辺には、無料駐車場も設置されている。
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山口県美祢市 |
標高:180~420m |
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